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京象嵌の製作工程(象嵌ができるまで) | |
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1.布目切り 鉄地金の表面全体に布目切りタガネを使い縦横に細かい溝をほる、だいたい、1mmの中に8~7本の溝をほるので、肉眼では見えないが、針の山の様な状態になる工程の中で、これが最も大切な作業です。なぜならば溝が浅いと金・銀を打ち込んでも、はがれやすくなるからです。 |
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2.入嵌 直径0.15mmから1.0mm位の純金、純銀の線や平金を模様に抜いたものを布目にあてがい、小さな金槌で打ち込んで模様を描いていきます。 下絵がなく、職人自らのイメージで制作する為すべてがオリジナルとなります。 |
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3.入嵌仕上げ イメージ通りの模様を打ち込むと金、銀が、きちんと布目に嵌まる様、ハンマーで丁寧に打ち込みます、この場合ハンマーは鹿の角で自ら作ったハンマーを使うと、金・銀が伸びなくて、光沢が出ます。さらに、鉄のハンマーで打ちつけると布目の針が曲がり金・銀の模様が抜けなくなります。 |
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4.腐蝕、錆出し、錆止め 入嵌した作品を酸化鉄で腐蝕させます、それから表面にアンモニア水を塗り2日間位ムロの中で錆を出し布目を消してからタンニンで錆を止めます。この場合、タンニンは上茶を使う。 |
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5.色つけ(漆焼き) 網の上に作品をのせ、ガス・電気コンロで焼き、その上に刷毛で漆を塗っていきます。(3~4回繰り返す。) |
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6.研出し 漆で真黒くなった表面にヘラを当てて金・銀の模様の所を研き出します。 すべりが良い様に、時々ヘラを水でぬらし、又、キズをつけない様、丁寧に研ぎます。 |
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7.仕上げ毛彫り 金・銀の模様の上を作品のイメージに合わせ、ボリューム感を出す為にタガネを用いて、線を入れたり、細かい溝をつくったりします。ツヤを消す為、細かい砂を上から落とし、変化をつける事もします。 |
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完成 |